おはようございます。
ちゅんちゅんです。
私には精神障がいの姉がいます。
現在50歳。
毎日薬を飲み、
体重は120キロ。(おすもうさんかよ)
薬の副作用で、満福中枢があまりなく、食べ続けます。
美味しいものには目がなく、
話はできたりできなかったり。
薬が切れると、
「安倍首相が○〇で食事してた」
「○○さんがどこかいった」
「○○さんと○○さんが結婚した。」
幻覚が見え、よくわからないことをしゃべり始めます。
私は昔、この姉があんまり好きではありませんでした。
なぜかというと、
よくありがちなのですが、
「お前は橋の下に捨てられてたんだ。うちの子供じゃない」
そんな風に姉に言われていたからです。
当時の私はめちゃくちゃ傷ついていました。
だから私は、姉に
「ばかーーー、あほーー」
そんな風によく言っていました。
嫌いでした。
障がいなんか関係なかったんです。
自分を傷つける相手=敵
傷つけられたら、攻撃です(笑)
姉だけじゃなくて、いろいろなところに
攻撃しまくってましたね(笑)
結構やんちゃで、男子とけんかもよくしていました。
だから、障害は関係ない。
姉だとも思っていなかった。
とげとげしい私が
前回書きましたが、福祉の道に進みました。
大学生になって、福祉を勉強して、はじめて障がい者のことを知るんです。
知らないって怖いですよね。
知らないからこそ、「あほ」とか「ばか」とか言ってたんです。
しってから、優しくなれました。
そこから、姉に暴言を吐かなくなりました。
私は知らない世界がとてもたくさんあるのに、全て知った気でいて、
自分がすべて正しいと思っていた人間でした。
今考えると、怖い( ´∀` )
サブい人間です。
でも、当時の大学生の時もそうでしたし、
この前まで、そんな風に思っていたんだと思います。
器の小さい人間♡
障がいがあるからこそ、
姉は私の結婚式には出ていません。
制限もたくさんあります。
私にとって、障がいは隠さなければならないものでした。
恥ずかしいこと、
言ってはいけないこと。
言ったらどんな目で見られるかわからないから。
いじめの対象にもなる可能性があるから。
大人になって、最近まで言わなかった。、、、、言えなかった。
旦那にも、3人目の子供が欲しいといったときに、
「今の子供たちは障害がなかった。
障がいが悪いことではないけど
でも、今度生まれてくる子供にもし障がいがあったら、あなたの人生かわってしまうよ。
やりたいことできなくなるよ。俺はあなたがそこで苦労するのを見たくないよ。」
そんな風に言われました。
傷つきましたね。
3人目をあきらめた瞬間でした。
旦那は私のことを大事にしてくれてて、それがわかっているし、
悔しいけど私にはその反対を押し切ってまで子供を作りたいと言えなかった。
自分の弱さを感じました。
だからこそ、障がいと共に頑張っている友達や子育てしている友達や
いろいろな方と関わると本当にすごいなと尊敬するんです。
そして、応援しているんです。
そして、障がいにはお金もかかってきます。
障害年金をもらいますし、
作業所で給金をもらってきます。
でも、実はお金に関しては全てうちの母が管理してます。
親が管理されている障がいの親の方も、多いのではないでしょうか。
もちろん親が管理することも大事です。
ただ、親が最後までみることはできません。
だから子供に少しずつお金のトレーニングをさせていってほしいなと思います。
たまに姉と一緒に買い物に行って、
「○○円までね」といいつつ、一緒についてスーパーに行ったりします。
でも、なかなか一筋縄ではいきません(笑)
好きなお菓子やジュースをめちゃくちゃかごに入れます。
「〇個までね」
そういっても、それ以上持ってきます(笑)
何度も繰り返しです。
でも、それで少しでも姉の役に立てばよいなと思うんです。
将来はグループホームに入ることになるでしょう。
でも、それまでに本人にできることを増やしておくことが大事です。
障がいがあるからと言っても、
やれることはたくさんあります。
だから、可能性をつぶさないでほしいなと思うんです。
その場だけなら、親や介護者がやった方が早い。
でも、本人の将来を考えるとやりすぎは禁物です。
やれない人たちを育成していきます。
今だけではなく、未来も見ながら関わっていくべきだと思います。
ちなみにこれは子育ても同じですね。
私も気を付けよ―――――――♥
写真は先日食べた徳島ラーメン🍜
美味しかったわー❤️