おはようございます。
ちゅんちゅんです☆彡
今年の8月末から施設に入所し始めた、父親が入院しました。
脳梗塞。
これで何回目でしょう。
うちの父親について今日は書いてみようと思います。
私の父親は香川にいます。
実家は自営業で自転車屋をしています。
おじいちゃんの代からのもので、うちの父親が2代目。
兄が3代目になります。
小さいころ、父親が本当に嫌いでした。
お酒飲むのも嫌い。
お天気やさんで、気分でめちゃくちゃ怒鳴る。
髪を引っ張られたり、ビール瓶をぶつけられたこともありました。
野球の巨人が大好きで、でもなぜか阪神の六甲おろしを大きな声で歌う。
ラジオやテレビをかけ始めると、ボリュームが大きい。
うるさい。
めんどくさい。
自転車屋なので、きたない。
子供の世話は全く見ず、1年間で正月の元旦しか休みがない。
どこにもつれていってくれない。
とりあえず父親の気分をみて、行動をしていたような気がします。
母親にもぶつかるから、逃げておきなさいと言われていた気がします。
とにかく父親が大嫌いでした。
でも、今にして思えば真面目な人だったんだと思います。
きっと、お客さんに対していろいろなストレスがあって、
やり場のないものを子供たちや家の中にぶちまけていたのかもしれません。
ぶちまけないでほしいけど(笑)
それを教えてくれたのは、紫微斗数という統計学の占い。
私はその統計学の占いを勉強したんですが、
本当にいろいろなことがでてきます。
(ま、これはまた別の機会におはなしするとして、)
そこで父親の気質が見えてきたんです。
あと、初めて脳梗塞で倒れてから本当に丸くなりました。
働かなくなって、働けなくなって、本当に本当にすごく優しくなりました。
きっと、いろいろ気をはっていたんでしょうね。
私自身、子供時代にどこにも連れてってもらえなかった。
だから友達に仲間外れにされた。
そんな記憶がとてもあるので、嫌で嫌で仕方なかった。
でも、裏返してみると仕事熱心で、子供をどこか連れていくよりもお客さんのことを考えていた人だったのかもしれません。
今年の1月、車いすの父を連れて、ホテルに泊まりに行きました。
そのきっかけを作ってくださったのは、
私のカウンセリングの先生。
カウンセリングを勉強したのですが、個別カウンセリングをしていただいた際に、
「ちゅんちゅん~、お父さん旅行に連れてってあげたらいいじゃない。
今は車いすでも行けるホテルとかいっぱいあるよ~」
「え!?そんなのあるんですか??」
そこから準備して、私の家族と、兄の子供と、父と母と泊まりに行きました。
いい顔しているでしょう??
あとでわかったことですが、
実は父親はホテルに泊まったことが初めてだった。
70年以上行ったことがなかったんです。
初めてのお泊りでした。
旅行は行っていたけど(私が大学に行ってから)
全部日帰り。
だから初めてだったようです。
介護タクシーを使い、お風呂も介助してもらいました。
しかもしかも、先生から花とケーキのサプライズプレゼント♡
私も父も母もうれしかった。
本当にうれしかった。
そこにはfamily anniversaryと書かれてありました。
(綴り違うかも・・・・・)
一昨日母から電話がありました。
父が入院したよと。
脳梗塞で、右脳がダメだったんですが、今度は左。
まだどうなるかはわかりません。
でも、今度の日曜日に日帰りで病院に行ってこようと思っています。
今想うことは、
私は本当は愛されていたんだな。でも、愛情を受け取れてなかった。
(今は受け取れるように少しずつなりましたけど)
そして、父親は私達から嫌われていると思っているかもしれない。
今浮かぶ言葉は、「ありがとう。愛してる」
その言葉だけです。
意識はあるかわからないし、言葉も発せないかもしれないけど、
たくさんたくさん伝えてこようと思っています。
恥ずかしいけど、思いは言葉にしないと伝わらないから。
私は結婚してから、実家の香川によく帰るようになりました。
3-4か月に1回は帰っています。
でも、それは旦那さんの義母さんのおかげ。
義母さんが、お母さんが亡くなるときに何もできなかったそうです。
「だから帰れるときはたくさん帰ってあげてね。」
そうやって言ってくれてたから。
本当に感謝だなとつくづく思います。
私のように父親や母親が好きじゃなかったという人もいるかもしれない。
でも、いろいろなことを伝えられるのは生きているときだけだから。
ケンカしてもいい。
どんな形でも一緒の時間を共有できるのは、本当に短い。
だからこそ、子育て世代も、団塊世代も、子供たちも。
家族といる時間を大事にしてほしい。
そして、家族が一番の応援者であって、理解者であり、心配してくれている人だということに気付いてほしいと思う。みんな生きているだけで、とても素晴らしいこと✨そして、愛されているということ。
私が、気づくことができたのはここ何年か。
だから気づいてない人には、心から思う。
私と同じ失敗はしないでください(笑)
昨日は夫婦の日だったから、ぜひ家族のことをたくさん考えてもらえたらいいなあ。