おはようございます(^-^)
ファイナンシャルプランナーの水野真里子です。
毎月小学校の授業をしていますが、その親御さんから意見をいただきました。
そのお子さんにおこづかいを渡したら、すべて使ってきたんだけど、おこづかい教室はあんまりためになってないねと。
実は私が知っているお子さんで、知り合いのパパさんです。
だからこそ言ってくださったんだと思います。
あるお祭りで子供に1000円を渡したら、全部使ってきてしまったというのです。
みなさんはどう思いますか?
私は素晴らしいと思いました。
お子さんが計算して、すべてを使ってきたのです。
お金を持てば使いたくなる。
当たり前の行動です。
きちんと使い切りできたのは、計算できたから。
なぜパパはいってきたかというと、きっとお金をすべて使わずに残して欲しかったんだと思います。
でも、渡し方で言葉が足りなかったんだと思います。1000円渡して、好きなものを買っておいでと渡したのではないでしょうか。多分見ていなかったんでしょうね。
子供たちはお金をもらえば使います。
お金を持ったことがない子供は特にです。
もらったお金はすべて使っていいと思うのです。好きなものを買えばいいと思うのです。
祭りであれば、子供たちへの誘惑はたくさんあります。
だからこそ、大人がきちんと話をしなくてはならないのです。
私がおこづかい教室をやる際には大人も参加します。
もし、お金を残して欲しいのであれば、そのように伝えないといけないのです。
また、あまり使ってほしくないのであれば、渡しすぎは厳禁です。
お金が少なければ子供たちはやりくりを考えます。与えすぎてしまうと考えずにやります。だから、買えるくらいのギリギリのお金を渡してみてくださいね。
お金をつかうことも経験。
お金を寄付することも経験。
お金をためることも経験。
すべて経験させてあげないといけないのです。
おこづかいはその体験ができる素晴らしい教材です。
子供たちは大人がやっていることを真似します。つまり、お金を使うところしか見ていないのです。
貯金などは見てないのです。
知らないことをやってと言われてもできないんです。
つまりもらったお金は使うものと思っている子供も多いです。
だからこそ、一緒に貯金にいったり、寄付したり、投資したり、体験が必要なんです。
親がやっていることを子供は真似します。
だから、使って当たり前なんですよ。
使うこと、失敗は大事です。
おこづかいを教えていくときに最初から求めないであげてくださいね。
失敗して覚えていくこともたくさんありますから(o^^o)
そうやっていいながら、私も失敗したなーと思うことが多々有ります。一緒に成長していきましょうね